セミナー開催

「第11回 着易い、着心地の良いパターンづくりのためのセミナー」を開催しました

セミナー開催報告

2015年1月20日(火)13:30~15:30 ホテルリソル岐阜にて

今回で11回目の開催となりました、パターンセミナーです。
今回も引き続き、文化服装学院大学院 教授 稲荷田征先生を講師にお招きし、「マスターパターンからの応用と展開で、ジャパンクオリティーを高める」のテーマで、講義を行いました。

”日本の水は世界一なのに、どうして外国産の水を買うのか?”日本に住む私たちは、日本製の素晴らしさにまだまだ気づいていない、と開口一番に日本のものづくりについて危惧されていました。新たな取り組みとして、服づくりをもっと一般の人たちにも楽しんでもらおうと、子供も気軽に出来る、アイロンで簡単に接着させ縫製をしない服づくりについて、実践を交えて報告されました。会場には接着のみで製作したワンピースを持参されており、縫製無しとは思えない出来栄えに、皆驚き熱心に観察していました。

第二部の受講者の個別相談では実際の業務で困っている製品を持参し、先生に直接指導していただきました。他社の相談内容も自分の仕事に生かそうと、積極的に皆相談に耳を傾けていました。
終了時刻を過ぎても質問が相次ぎ、教育の第一線で教鞭を執っておられる先生の熟練の技術を目の当たりにし、服づくりの素晴らしさを再確認したセミナー開催となりました。

関連記事