「台北 in style SS15 国際時装展」に出展しました

展示会出展報告

2014年11月6日(木)~9日(日)台湾・松山文創園區にて

台湾国内最大級の、アジア地域をはじめとした世界各国からのアパレルメーカーが出展する展示会です。
今回より展示会がスケールアップされ、国営のたばこ・酒の工場跡地を文化の発信や、新進デザイナーなどの活躍の場として提供するために改築された「松山文創園區」にて開催されました。
他のファッション展示会も同時開催され、人気アーティストが出演したりフロアーショーも1日数回行われるなど、大変に注目の高い展示会となりました。
組合では加盟の6社から秋冬物の新作22点を展示し、親日的で日本製の商品の人気が高いことで知られる台湾の専門店、百貨店、チェーンストア、商社などのバイヤーに向け、日本製・岐阜ブランドのPRを行いました。
台湾は物価が日本と同等であるため価格の抵抗感はあまりなく、高額でも質の良い商品を求める傾向がありました。デザイン的には、60歳台以上のハイミセスでもヤングの要素を取り入れたファッショナブルな物が人気があり、柄も小花柄より大きな花柄を、色もより目立つ派手な物が特にミセス層以上の年代では好まれるようでした。展示商品では幅広い年代が着用できる、ゴールドとブラックの光沢のあるスカートや、伝統のちりめんの鮮やかな赤のチュニックなどが注目されました。
生活水準が高く、欧米ではなく日本に強い憧れを持った台湾に向け、岐阜アパレルを展開するための足掛かりとなる、大変に貴重な展示会出展となりました。